映画 |
2007/10/17(水) 21:13
メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニーがレンタルであったので、観てみた。
けっこう面白かった。
30歳で人類学者のサム・ダンはティーンの頃から(ベースを弾いてる写真のTシャツはaccused!)のメタルファンで今もロン毛。「なぜメタルは嫌われるのか」をテーマにバーミンガム・LA・ノルウエィ・ロンドン等をインタビューや取材で訪問する。
いくつかの章から成り立っており、「歌詞について」「ジェンダーフリーとメタル」「宗教とメタル」などについて錚々たる顔ぶれのバンドマンが話す(モーターヘッド:レミー、トゥィステッドシスター:ディースナイダー、モトリークルー:ヴィンスニール、ロニージェイムスディオ、ロブゾンビ、スレイヤー、メイヘム(!)など他にも多数出演)。
また、学者やジャーナリストなどの分析も面白い。
興味深かったのはPMRC(Parents Music Resource Center 歌詞検閲団体で、有害とされるアルバムにシールを貼ったりする)での公聴会に出席したディースナイダーの映像と、インタビュー。
PMRCのドンって、先日ノーベル平和賞を取ったゴア元副大統領の妻、ティッパー・ゴアだったんですね。
不都合な真実ですねこりゃ(笑)。
(ちょうどレンタルで「不都合な真実」いっしょに借りてきてました:笑)
有害な歌詞・自殺の原因となった(と勝手に決めつけられた)歌詞&有害な(とされる)ヘヴィメタルに対し「公聴会にアホのミュージシャンを呼んで吊るし上げよう、ヒッヒッヒ~」と思ったスーツで小奇麗な身なりの団体が、ぴちぴちジーンズにいつもどおりの髪をなびかせ薄くメイクもしたディーが聡明でしっかりとした意見で逆に言い負かす・・・。見ていて爽快ですね。
あとはノルウェイのブラックメタルへの「教会放火(映像あり)」と反キリスト教に関してのインタビュー、そして本気の悪魔崇拝(彼らはマジだ・・・)・・・。200年近い建造物である教会が全焼・・・。
「ノルウェイはキリスト教を押し付けられたんだ」「教会放火は間違ってない」と語るバンドの連中ですがこれはもうかなり深い部分まで勉強していかないとこの事件を理解するのは難しいのかも、と思いました。当然、ほとんど多くのメタルファンにも、この件は理解不能な事件なようです。
ジェンダーフリーの章で女性だけのハードロックバンドの老舗、ガールスクールのメンバーが再結成とはいえちゃんと登場、話していたのは嬉しかったですね。
この映画には出てませんが最近亡くなったキムのご冥福をお祈り致します。
最後は無理やり綺麗にまとめてしまった感じがあるので、あと2、3章ぐらい別なテーマが欲しかったところですがそれでも全編を通してなかなか興味深く観れるかな?と。
観ていて、パンクに近い部分もあるし、遠い部分ももちろん多く、自分もメタルには好きな部分と嫌いな部分がありますがやはり長く続けて来たミュージシャン達はそれなりのしっかりとして真面目な意見を持っているなあと思いました。
自分の考えと本音をズバっと言い、ユーモアのセンスもあるモーターヘッドのレミーはやっぱかっこいいですね。
先に書いたディースナイダーもかっこいいし、Rushのゲディー・リーやサバスのトニー・アイオミも知的でかっこいいです。
毎回ジーン・シモンズをネタにするロニージェイムズディオも面白い(笑)。
以前紹介した「永遠のモータウン」みたいに、ある 程度音楽を好きな人ならメタルファンじゃなくても面白く観れるかなと思います。
けっこう面白かった。
30歳で人類学者のサム・ダンはティーンの頃から(ベースを弾いてる写真のTシャツはaccused!)のメタルファンで今もロン毛。「なぜメタルは嫌われるのか」をテーマにバーミンガム・LA・ノルウエィ・ロンドン等をインタビューや取材で訪問する。
いくつかの章から成り立っており、「歌詞について」「ジェンダーフリーとメタル」「宗教とメタル」などについて錚々たる顔ぶれのバンドマンが話す(モーターヘッド:レミー、トゥィステッドシスター:ディースナイダー、モトリークルー:ヴィンスニール、ロニージェイムスディオ、ロブゾンビ、スレイヤー、メイヘム(!)など他にも多数出演)。
また、学者やジャーナリストなどの分析も面白い。
興味深かったのはPMRC(Parents Music Resource Center 歌詞検閲団体で、有害とされるアルバムにシールを貼ったりする)での公聴会に出席したディースナイダーの映像と、インタビュー。
PMRCのドンって、先日ノーベル平和賞を取ったゴア元副大統領の妻、ティッパー・ゴアだったんですね。
不都合な真実ですねこりゃ(笑)。
(ちょうどレンタルで「不都合な真実」いっしょに借りてきてました:笑)
有害な歌詞・自殺の原因となった(と勝手に決めつけられた)歌詞&有害な(とされる)ヘヴィメタルに対し「公聴会にアホのミュージシャンを呼んで吊るし上げよう、ヒッヒッヒ~」と思ったスーツで小奇麗な身なりの団体が、ぴちぴちジーンズにいつもどおりの髪をなびかせ薄くメイクもしたディーが聡明でしっかりとした意見で逆に言い負かす・・・。見ていて爽快ですね。
あとはノルウェイのブラックメタルへの「教会放火(映像あり)」と反キリスト教に関してのインタビュー、そして本気の悪魔崇拝(彼らはマジだ・・・)・・・。200年近い建造物である教会が全焼・・・。
「ノルウェイはキリスト教を押し付けられたんだ」「教会放火は間違ってない」と語るバンドの連中ですがこれはもうかなり深い部分まで勉強していかないとこの事件を理解するのは難しいのかも、と思いました。当然、ほとんど多くのメタルファンにも、この件は理解不能な事件なようです。
ジェンダーフリーの章で女性だけのハードロックバンドの老舗、ガールスクールのメンバーが再結成とはいえちゃんと登場、話していたのは嬉しかったですね。
この映画には出てませんが最近亡くなったキムのご冥福をお祈り致します。
最後は無理やり綺麗にまとめてしまった感じがあるので、あと2、3章ぐらい別なテーマが欲しかったところですがそれでも全編を通してなかなか興味深く観れるかな?と。
観ていて、パンクに近い部分もあるし、遠い部分ももちろん多く、自分もメタルには好きな部分と嫌いな部分がありますがやはり長く続けて来たミュージシャン達はそれなりのしっかりとして真面目な意見を持っているなあと思いました。
自分の考えと本音をズバっと言い、ユーモアのセンスもあるモーターヘッドのレミーはやっぱかっこいいですね。
先に書いたディースナイダーもかっこいいし、Rushのゲディー・リーやサバスのトニー・アイオミも知的でかっこいいです。
毎回ジーン・シモンズをネタにするロニージェイムズディオも面白い(笑)。
以前紹介した「永遠のモータウン」みたいに、ある 程度音楽を好きな人ならメタルファンじゃなくても面白く観れるかなと思います。
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